春も終盤。肌寒かった日々から、陽気を感じられる日も増えてきましたね。
今回は札幌から車で約1時間 (旭川市からは2時間半)
由仁町にある地元に愛されて半世紀の人気店「東京ホルモン」にお邪魔してきました。
お店情報・アクセス
由仁なのに東京ホルモン
店の名前に違和感を感じる方は多いと思いますが、要約すると創業者が東京出身だったことが店名の由来のようです。
また、北海道でいうホルモンは基本「豚」です。
メニューの裏側に詳しい説明がありました、全文はこちら。
実食
いざ店内に突入
店内はカウンター4席、右側こあがり4つ、カウンター奥に個室が3つあります。きっちり座って総勢55席用意してくれています。
2人で伺ったので、こあがりに通して頂きました
まず気になるのはこちらの鉄板!
東京ホルモンでは網焼きではなく、鉄板で焼くスタイル。
鉄板の理由はその調理方法にあります。
とりあえず注文。ホルモン2、ちょい盛1(サガリ、レバー、ハート、タンのミックス)。肉はすべて豚です。
(子ぶくろと舌元は売り切れでした…ものすごく残念です)
そしてこう
全部一気に鉄板にぶちこみます、大きい鉄板が全てを受け止めてくれます。
そして秘伝の味噌だれをたっぷりと
すでに空腹が刺激されますネ。
お米を一緒にほおばりたい人は、味噌だれ多めでも良いかもしれません。(私はお店推奨+2杯をおすすめ)
ごっしゃごしゃに混ぜながらしっかり火を通していきます。豚なので生食は当たります、赤い部分が無くなるまで入念に。
鉄板で火を入れるため肉汁、味噌だれが鉄板上で留まり、極上の汁にお肉達が包まれていきます。
焼き方は別紙で説明されています。
待望の出来上がりがこちら
お味のほうですが、そりゃもう美味。
網焼きで油を落とすわけではなく、どちらかというと煮ながら調理していくためお肉がジューシーに。(ジンギスカン鍋の縁の野菜のような)
また秘伝の味噌だれはもちろん、同時に調理する様々な部位の肉から染み出すうま味エキス、お野菜の香り、七味のピリリとした刺激、すべてが混然一体となって一つのお肉の中に溶け込む、うまいわけですね。
これも北海道のローカルな料理ですが、「ちゃんちゃん焼き」(鮭の味噌野菜炒め)に似ているような気がしました。もっとも、ちゃんちゃん焼き一つとっても様々な味付けがあると思いますが。
個人的にホルモンはもちろん臭みもなく絶品でしたが、タンが美味しかった。
肉厚でうま味が強く、ハートほどではない歯ごたえの良さがありました、病みつき。
どのお肉、野菜も味噌だれとの相性が最高。煮込み焼きという新鮮な調理方法で出来上がるジューシーなホルモン。
おなかいっぱい最後まで楽しめるお味でした。
そのほか
食レポは以上ですが、そのほか気になる情報をご紹介。
テイクアウト専用カウンター
写真は撮り逃しましたが、入口入ってすぐ左手にあります。家で食いたい方はこちらへ。
なんと鉄板も注文できます(1枚 2,800円)。由仁町民の多くの方が持っているそうな。
店員さんの対応◎
特に眼鏡をかけたおばちゃんの接客は素敵でした。
店内禁煙
お店の外に、灰皿が2つあります、店内は禁煙です。
注文はタブレットで
席それぞれにタブレット端末が設置されています。
お肉、ドリンクから、サービス(お水取り皿等)、精算まで、タブレットを通して注文します。
テイクアウトしたいときもタブレットから注文できます、便利ですね
トイレは年季が入ってますがキレイです
小便器、洋式便器ともに年季は感じられますがキレイに清掃されており不快感は一切なし。
洋式の便器はウォシュレット無しポカポカ温便座、個室は広めで手すりも付いています。
総評
近くに来たら立ち寄るべき! 新しい味に出会えます。
特に普段、網焼き塩ホルモン一択という人には食べていただきたい一品です。
店舗名:東京ホルモン
所在地:〒069-1206
北海道夕張郡由仁町本町299
決済¥:現金、PayPay
定休日:毎週水曜日
営業時間:月曜日~土曜日 11:00~21:00(LO 20:30)
日曜日・祝日 11:00~20:00(LO 19:30)
駐車場:有り 全20台
電話☎:0123-83-2652
サイト:http://tokyohorumon.com/